No.44 筋萎縮性側索硬化症(ALS)

スイッチの種類 既製品
スイッチの名称 ピエゾニューマチックセンサースイッチ(PPSスイッチ)
利用者の障害名 筋萎縮性側索硬化症(ALS)
利用部位
利用姿勢 仰臥位
利用場所 自宅
利用機器 レッツ・チャット
※スイッチで使う機器に関するリンク
画像

スイッチや、ユーザーさんの補足情報

PPS(ピエゾニューマチックセンサー)スイッチのピエゾセンサーを左手の母指外転・伸展方向の動きで操作しています。。ピエゾセンサーは、親指の付け根の筋肉の盛り上がる部分に医療用のテープばんそうこうでピッタリと貼り付けています。センサーを皮膚に密着して貼ることでセンサーの感度が上がり、タイミング良く操作できるようです。

簡単にセンサーを取り付ける方法としてメッシュ包帯で押さえる方法も試されましたが、密着性が低下してタイミングが取れなかったのでこの方法の方が良いそうです。ご家族が常に対応できることで操作も安定しています。

「指を動かす」という動作でスイッチを操作するにあたり、ご利用者の症状によっては「内転・屈曲」が良い場合と「外転・伸展」が良い場合があります。今回の事例ではご家族が普段の患者本人の動きを観察する中でこの設置方法を発見されました。

この例のように、柔軟に考えて試すことで、使いやすい動きを見つけられることもあります。