スイッチの種類 | 既製品の改良、その他 |
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スイッチの名称 | ピエゾニューマチックセンサースイッチ(PPSスイッチ) |
利用者の障害名 |
脳性麻痺(CP) |
利用部位 | 指 |
利用姿勢 | 座位 |
利用場所 | 自宅 |
利用機器 |
その他 ※スイッチで使う機器に関するリンク |
画像 |
スイッチや、ユーザーさんの補足情報
「ピエゾニューマティックセンサスイッチ」の「空気圧スイッチ」を活用。空気圧入力部に「指サックを改良したセンサ」を手指で握って操作しています。
ケースの方は、頭部から四肢の随意運動の乏しさがありますが、両手の母指内転、示指〜小指MP関節屈曲をわずかに動かすことができます。
手指の動かしやすい姿勢・肢位もあり、現状では、バギー上のリクライニング座位にて、肩関節軽度屈曲・内旋、肘関節 屈曲、手関節下垂・掌屈位となるようテーブルと前腕支持用の台を設置することでスイッチ操作が可能です。
臥位等の姿勢も評価しましたが、現状では上記の姿勢・肢位でのみスイッチ操作が可能となっています。
指サックセンサの作製時にも、指サック内のスポンジの量を調整して柔らかめ〜硬めなど色々試し、手掌内での保持のしやすさ、握りやすさが良くなるよう試行錯誤しました。
本人の体調や覚醒度合いによっても握る強さが変わるため、感度調整では感度9~13の範囲でその日、その時によって調整しています。
現在はインディコミュニケーターに接続して、自作ソフトの選択問題(算数,ことば学習など)、あいさつなどのコミュニケーションに活用しています。
入力スイッチについて:
本事例のPPSスイッチの空気圧を変化させる方法として、「指サックスイッチ」を作製して接続しています。
作製方法は「指サックスイッチの作製方法」ページをご覧ください。
このスイッチを操作した筋ジストロフィーの患者様がCMで紹介されています。